青森信用金庫の抵当権抹消
saitou
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先だって、あおもり信用金庫の抵当権抹消をしましたので、
業務日誌として記録に残しておきます。よろしければご参考にしてください。
青森信用金庫の沿革
- １９１４年 津軽信用組合として設立
- １９２２年 青森信用組合に改称
- １９５１年 信用金庫法により青森信用金庫に改組
- １９９６年８月２６日 北奥羽信用金庫（存続）と青森信用金庫が合併し、あおもり信用金庫に名称変更
- １９９８年３月２３日 津軽信用金庫を合併する
- ２００９年１１月９日 八戸（存続）・下北の2信用金庫と合併、青い森信用金庫に名称変更
（ウィキペディアより引用）
青い森信用金庫への合併による抵当権移転
登記原因となる弁済または解除が平成２１年１１月９日以降の場合、
抹消の前段階として、青い森信用金庫への抵当権移転が必要です。
沿革でもわかるように青森信用金庫は北奥羽信用金庫と合併して、さらに八戸信用金庫と合併しています。
また、合併と同日で名称変更もしています。（あおもり信用金庫と青い森信用金庫）
ですので、抵当権移転も２度必要なところですが、便宜上、以下のように１度で済ませることが可能です。
申請書例
登記の目的 〇番抵当権移転
原因 平成８年８月２６日あおもり信用金庫合併平成２１年１１月９日合併
抵当権者 （被合併会社 青森信用金庫）
青森県八戸市大字八日町１８番地 青い森信用金庫
代表理事 ○○ ○○
会社法人等番号 ４２０００５００３０４３
添付情報 登記原因証明情報
商号変更証明情報
添付情報は具体的には合併および商号変更の記載がある履歴事項証明書となりますが、
青い森信用金庫の合併、商号変更に関しては会社法人等番号を提供すれば省略できます。
しかし、あおもり信用金庫の合併の分については会社法人等番号を提供できないので、
履歴事項証明書を添付します。
なお、登記簿抄本を自分で作成して、法務局に提出して登記官の印をもらえば、
その登記簿抄本を履歴事項証明書として添付情報とすることが可能です。
青い森信用金庫の抵当権抹消
抵当権移転さえ済んでしまえばあとは、いつもどおりの抵当権抹消です。
申請書例
登記の目的 〇番抵当権抹消
原因 令和〇年〇月〇日解除
権利者 住所 ○○ ○○
義務者 青森県八戸市大字八日町１８番地 青い森信用金庫
代表理事 ○○ ○○
会社法人等番号 ４２０００５００３０４３
添付情報 登記原因証明情報（解除証書）
登記済証
