相続人の範囲と法定相続分は?

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司法書士さいとう司法書士事務所
青森市大野でさいとう司法書士事務所を経営している代表齋藤洋介です。 相続を中心として業務を行っています。 趣味は自転車(ロードバイク)、青森市内のラーメン店巡り、司馬遼太郎の小説を読むことです。
法定相続人

ここでは、法定相続人の範囲と法定相続分はどれくらいかについて書いています。

法定相続とは

法定相続とは文字どおり「法律(民法)で相続人となる人を決めてしまいました。」ということです。

昔から相続に関するイザコザが多いのでもめごとを少なくするために民法でことこまかに決めたのです。

まず相続人であるための大原則からお話します。

それは亡くなった人(被相続人といいます。)よりも1秒でも長生きすることです。

被相続人よりも前に死んだら相続人にはなれません。

そのためいつ亡くなったかの記録は社会的にとても重要です。そうしないと相続人がだれかわかりませんから。

その役割をになっているのが、市役所にある戸籍です。
戸籍には死亡した年月日だけでなく、何時何分まで記載されているんです。戸籍

ちなみに被相続人とピッタリ同時に亡くなったケースでも相続人にはなれません。たとえば交通事故とかですね。

さて法定相続人には優先順位というものがあります。

イチバンにえこひいきされるのは亡くなった人の配偶者(夫や妻)です。

民法は明治時代にできました。昔は年上の夫がさきに亡くなるケースが多かったので、先立たれた妻への配慮がえこひいきの理由だと思います。

配偶者は必ず法定相続人になります。

ただし、離婚していると法定相続人にはなれませんし、婚姻関係にない、いわゆる内縁関係でも相続人にはなれません。

配偶者の次は以下の順番で法定相続人になります。

  • 第1順位 直系卑属(ちょっけいひぞく)子供、孫、ひ孫のことです。
  • 第2順位 直系尊属(ちょっけいそんぞく)父母、祖父母です。
  • 第3順位 兄弟姉妹

第1順位の人がひとりでもいると第2順位、第3順位は誰も相続人になりません。

子供が先に亡くなっていても孫がいれば、孫が相続人になります。ちなみにこれを代襲相続といいます。

関連記事【代襲相続とは? | 甥姪や配偶者は代襲相続する?】

第1順位の人が誰もいなくても第2順位の人が一人でもいると、第3順位は誰も相続人になりません。

で図をつかってみてみましょう。すべてのケースで父が亡くなったとします。二重線は結婚していることを表しています。

相続関係説明図1

相続関係説明図1

 

 

上のケースでは子供二人が相続します。祖父母と兄弟姉妹は相続しません。相続関係説明図2                                        

 

上のケースでは子供がいませんので母と祖父母が相続して兄弟姉妹は相続しません。相続関係説明図3

上のケースでは子供がおらず、祖父母も亡くなっているので母と兄弟姉妹が相続します。

法定相続分

法定相続分は、文字どおり「国家が相続分を法律できめちゃいました。」ということです。

ただし、あくまでも法で定めたとおりに分けなくてはいけないということではありません。

相続人間で相続分を自由に決めてもかまいません。これを遺産分割協議といいます。遺産分割協議をしなかったら法律で定めた相続分となります。

では相続財産が1200万円と仮定して、法定相続分がどうなるかを繰り返しになりますがさきほどのイラストでみてみましょう。

相続関係説明図1

相続関係説明図1

上のケースでは母が600万円、子供二人が300万ずつです。相続関係説明図2

このケースでは母が800万円、祖父母が200万ずつです。相続関係説明図3

このケースでは母が900万円、兄弟姉妹が150万円ずつです

以上で法定相続人と法定相続分のさわりをご紹介させていただきました。次回はもう少し詳しくしていこうと思います。

 

 

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